バラ鉢植えの育て方


バラ鉢植えの育て方

バラの鉢植えも可愛らしくてプレゼントにするには素敵ですよね。
どうしても「バラ」をプレゼントするというと、豪華な花束やアレンジメントを想像する人が多いと思います。
ここでは、鉢植えの魅力について見てみたいと思います。
花束やアレンジメントはどうしても長い日数はもたず、枯れてしまえば捨てるしかないのですが、鉢植えなら、花を長く楽しむことができますし、何年も花を咲かせる楽しみもあります。
育てていく楽しみがあるのも、鉢植えの大きな特徴といえます。

特にガーデニング好きな人へのプレゼントなら、鉢植えは最適なプレゼントではないでしょうか。
プレゼントする前に、贈る側としても、バラの育て方をの基礎知識は頭に入れておきましょう。

水やりですが、バラの場合はそれほど神経質になる必要はありません。土が乾いたら与えるくらい基本にして、冬場なら2日に1回、夏は1日に1、2回程度にしておきます。与える量は、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと与えます。

バラは肥料が好きな植物です。鉢の中のみでしか栄養分を補給できない鉢植えのバラは、特に肥料は忘れずにあげましょう。
液体タイプ、堆肥タイプ、固形タイプなどの肥料がありますが、お好みの物を使いましょう。それぞれのパッケージに決められた量や与え方が書かれていますので、気をつけて使用しましょう。

剪定も必要になってくるでしょう。
枝を切ってしまうのは、少しかわいそうな気もするでしょうが、バラを美しく元気に育てるためには必要なことです。
剪定のタイミングは1年に2回あり、「芽が伸びだす前」と「咲き終わった後」です。

芽が伸びだす前は、2月中旬頃が適当です。
丈夫そうな枝が盃状になるようにカットしますが、枯れ枝や、細い枝を切り落とし整えます。
高さは50cm程度で、芽のちょっと上のあたりで斜めに切ります。

咲き終わった後の剪定は、8月から9月頃です。
枯れた枝や元気のない枝を切り落とし、全体のバランスを見ながら、夏に伸びてしまった枝を整えていきます。

肥料や剪定作業など少々面倒なところもありますが、上手に育てることができれば意外と大きくなります。大きくなった株は、植え替えてやると、さらに大きく丈夫に育ちます。