ルシノールは商標名で、化学名は、4-n-ブチルレゾルシノールといいます。
ポーラがシベリアのモミの木に含まれる成分から改良し、開発した美白成分です。
1998年に厚生労働省に認可されたので歴史ある成分といえます。
チロシナーゼがチロシンとが結びつくことでメラニンが生成されますが、両者はちょうどカギとカギ穴のような状態になっています。
ルシノールはチロシナーゼのカギ穴とピッタリあうカギを持っています。
ルシノールとチロシナーゼが合体してしまうので、チロシンとチロシナーゼが合体するのを防ぎます。
ごく微量で効果を発揮する成分で、チロシナーゼの活性化を抑制する効果はアルブチンより優れています。
(アルブチンもチロシナーゼと結合するため、メラニンの生成を抑え、ルシノールと似た作用があるが、どのくらい似ているのかは不明)