月経痛が起こる原因は、大きく分けて、2つに分けられます。
1つは、子宮頚管部が細い場合です。
20代前半くらいまでの若い人や出産経験の無い人に多くみられる原因です。
もう1つは、「プロスタグランジン」というホルモンの過剰分泌です。
このホルモンが増えると、子宮が収縮して、痛みが起こります。
プロスタグランジンの過剰分泌の原因となるものは、ストレスや自律神経の乱れ、血行不良などです。
生理痛がおきないためには、ホルモンバランスを整えることが必要です。
生理痛は、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣のう腫などが原因となって、ひどくなることがあります。
以前より生理痛がひどくなったという場合、また、生理の長さが長すぎたり、逆に1日で終わってしまったり、月経周期が長すぎたり、短すぎたりといった場合などは、お医者さんで診てもらったほうがいいようです。
月経痛のセルフケア
月経痛の痛みやだるさを和らげるためには、足腰を暖めることがとても効果があります。
カイロなどで腰を温めるようにすると、軽くなります。
寝る前には、ぬるめのお湯につかったり、足浴なども効果的です。
また、精神面のケアも大事なので、オススメは、ローズやラベンダーといった、リラクス効果のあるアロマオイルなどを使った芳香浴です。
腰を回したり、ストレッチするなどの軽い運動も効果的です。